仕事では「お待たせしない」を心がけています
そのためには風通しの良い職場が必要です
良いことも悪いことも共有する
そんな基本的なことが一番大事なのかもしれません

2000年入社
製造部(製品)担当

所属等掲載内容は取材当時のものです

「ふすま」って何?

皆さんは「ふすま」ってご存じですか? 皆さんが口にする小麦粉って、その多くは小麦粒の約83%(当社調べ)を占める「胚乳」部分を製粉して出来上がります。一方「ふすま」とは小麦粒を覆う表皮部分のことで、全体の15%(当社調べ)ほど。とても栄養価の高い部位なのですが、食味が落ちてしまうという理由から小麦粉として食されることが少ない部位でした。実際「ふすま」の大半はとうもろこしや大豆と混ぜ合わされて主に牛や豚などの飼料になっており、彼らの大切な栄養源となっています。
しかし昨今は「ふすま」を含め小麦を丸ごと製粉した「全粒粉」がとても注目されており、まちのベーカリーなどで「全粒粉」を使用したパンを多く見かけるようになりました。そう、つまり小麦って、捨てる部分がほとんどない栄養価の高い食物なのです。

江別製粉での仕事

僕が任されている仕事は主にそういった「ふすま」の入出庫管理です。仕事は大量に精製された「ふすま」の入出庫と充填に分かれていて、僕が入出庫を、充填はAくんが担当してくれています。え? A君ですか? 彼は僕の仕事には欠かせない大切なパートナーでして、仕事上のコンビです。毎日の仕事をいかに効率よく流れるような仕事とするか。毎朝ふたりでその日一日の仕事の流れの確認と段取りを行います。
僕たちの仕事は工場と物流の中間地点にありますから、作業は屋外が多いのです。そのため雪が降り積もる冬の季節になると、気象情報チェックが欠かせません。

江別製粉らしさ、そして私のこれから

うちの会社らしさ、それは「お待たせしない」ということじゃないかな…うん、そう思います。そのためには風通し良い職場環境作りが必要だと思う。良いことも悪いことも全て共有しなくちゃ。そう、だからAくんとも風通し良く情報交換していますよ。仕事のことだったり、お互いの趣味の話や家族のことだったり・ね。そんなことの積み重ねでコンビ力が増していって「お待たせしない」を達成している、そう思います。
我が家だってOPENです。僕には成人したふたりの子どもと妻、その母の5人家族なのですが、会話が多くてにぎやかな茶の間です。毎日のごはんが美味しいので何よりも健康でいられます。そう、きっとAくんとのコンビも、そういった意味では何でもOPENに共有出来ているから順調なのかもしれないな、そう思います。

ある日の1日の流れ

7:00出社
一日の生産計画の作成
7:30主に入庫と出荷作業
12:00昼休み
13:00生産と入出庫作業
15:00営業部との打合せ
伝票チェック
明日の作業内容確認
15:45退社